「ようやく、これで眠れる。ワールドカップ サッカーが終わった。連日の寝不足で体調は最悪だが、実に面白い決勝戦だった」

 19日の夜中、午前0時半まで仕事をしていたので、20日の早朝、午前4時にかけておいたアラームが鳴った時に、テレビをつけてもベッドから頭が上がらなかった。
 そうでなくても猛暑で寝苦しいのである。
 寝室のクーラーを27度に設定して、つけっぱなしで寝ているのに、頭痛がして夜中に目が覚める。頭をアイスノンで冷やしても気分は悪い。
 時には眩暈もする。
 少し年上の友人(女性)が、朝から晩まで眩暈に悩まされているとメールが来たので、「スワッ、自分もか」とドキドキしていたが、今の所は単発めまいである。
 テレビを付けたら、もう決勝戦は始まっていた。
 スペインVSアルゼンチン。
 世界ランクの2位と1位が決勝戦に残るなんてFIFAのランク付けは大したものである。
 連日の寝不足と、猛暑にやられた体調の所為で、ベッドから頭が持ち上がらないので、決勝戦テレビは90度傾いてみることになる。笑。
 筆者はNHK総合の生中継を視聴していたのだが、現地解説者の2人、柿谷曜一朗さんと林陵平さんとおっしゃる方々のご経歴は、サッカー界オンチの筆者はよく知らないが、どちらかの人は何となく語りが偏っていた。
 競技が始まる前に、この2人と森安一監督が並んで現れて、決勝戦への期待をひとくさり喋ったら、その後ろで選手たちが予備運動をやっていたのでおかしかった。
 こんな邪魔をしてもいいのかね、と筆者は気になった。
 余計なお世話か。笑。
 柿谷さんや林さんは、明らかにアルゼンチンびいきで、スペインを褒めたくなかったのだが、戦況は明らかにスペインが有利だった。
スペインはなかなか成功しなかったけれど、シュート数は20本近く、アルゼンチンは途中まで、たったの2本ぐらいしか出せなかった。
 贔屓する解説者に筆者はアタマに来たので、スペイン優勢で「ざまあみろ」と思ったのである。
 筆者はどっち贔屓でもなかったのに、解説者やアナウンサー(小宮山晃義さん)たちが、「メッシ、メッシ、メッシ」と連呼するので、腹が立ってきて、スペインの抜群のボールキープに「やれやれっ」と怒鳴ってしまったのだ。
 大昔のNHK中継マンは、鍛えられていたので、筆者のような素人が聞いてわかるような偏りはなかったのに、近頃は質が落ちた?
 何が「メッシ」だ。
 リオネル・メッシさんは既に39歳だから、サッカー選手としてはお年寄りだし、背丈も170センチとあまり大きくはない。右手の派手な刺青が美的でないし。
 それでも未だに「メッシ、メッシ」と連呼される存在である。
 一方。
わずか19歳のヤマルくんはスペインの背番号10番の大スターだ。
5カ月の赤ちゃんだった時に20歳のメッシにお風呂に入れてもらった因縁がある。
赤いユニホームのスペイン選手たちのパス回しの見事さは素晴らしかった。
 前半はほとんど赤ユニホーム軍団がボールをキープしていた。
 スペインは欧州チャンピオンだそうだから、流石である。
 筆者のような素人から見ると、スペインは大人しいチームに見えたのだが。
 スペインという国は、絵画や音楽や踊りなどの芸術で有名だが、プロサッカーで世界第2位とは驚かされる。文武両道だね。
 負けてしまったがブラジルのロナウドさんや、フランスのジタンさんのような、世界的知名度のサッカー界の大スターはいなくて、選手たち全員が揃っている感じである。
 決勝戦が行われたアメリカ・ニュージャージー州のイーストラザフォード、メットライフ・スタジアムに入った観客数は、80,663人だそうだが、筆者は数よりも個人に関心があった。
 第1は、ピッチ脇で喜怒哀楽丸出しの監督や選手たちのビヘービアが面白かった。
 シュートやファウルの度に両手を挙げて躍り上がり、行ったり来たりする。
 ノーネクタイにワイシャツ背広姿の監督さんたちが、もどかし気にイライラしているのだが、彼らが着ている背広の仕立てのいいこと!
 プロサッカーの監督さんたちはギャラが半端ないのだろう、と筆者は卑しいことを考えてしまった。
 さて、放送している人たちが、何となくアルゼンチンびいきに聞こえて、天邪鬼の筆者はムカつき、絶対にスペインに勝たせたくなった後半も点は入らず、いよいよ延長戦になった。
 結果はご存知、1対0で、スペインが勝った。
 試合後に、ピッチの上に足を投げ出している放心状態のメッシさんの姿が、このワールドカップ サッカーに賭けた彼等の思いを如実に表していた。
 どうしても、39歳で最後の試合に、勝ちたかったのだろう。
 まだ、未来のあるヤマルくんに比べて、後がないのだ。
 世界的な大スポーツイベントの中の、人間ドラマであった。
 お終いに。
 記述は逆転したが、開会前の実にアメリカ的なエンタメイベントで、俳優のトム・クルーズさんがスピーチをして驚いた。
 彼は、日本に来てもサービス満点のエンタメ男だが、ワールドカップ サッカーのお式にまでも付き合うとは、映画撮影がお暇なのかな?
 とにかく、スペインチーム、優勝おめでとう。(2026.7.20)。
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