近頃のスポーツニュースは、ほとんどが大リーグ・ドジャースの、大谷翔平さんの練習風景ばかりなのでつまらない。
同じチームの山本由伸くんの見事な投球ぶりも映すことは映すが、どことなく「ついで」扱い、大谷さんのペット犬よりも少ない。
大谷さんは筆者も大好きだし、第1性格からルックスまで非の打ちどころのない完璧なスターなので、メディアが殺到する意味が分からないではないが、ワイドショーから報道番組から、夜遅くのスポーツニュースまで、どの局もみな同じのドジャース・ドジャースである。カメラアングルまで同じ。偏り過ぎである。いくらなんでも視聴率稼ぎ臭まるだし。
日本のプロ野球も春季キャンプをやっているんですけど。
これでオープン戦になったら朝から晩までドジャース漬けになりそうで怖い。
日本人選手がいる大リーグチームも他にあるのだが、刺身のツマ程度にしか扱わない。
ましてや日本のプロ野球なんか、ほったらかしだ。NHK以外。
だから、腹立ちまぎれにプロ野球フアンの業者さんと、今朝も阪神VS巨人の初戦の予測で盛り上がった。オープン戦では伊藤将司くん(タイガース)が初戦に投げるらしい。
今年は、巨人が強敵である。何しろ、監督の阿部慎之助さんが恐ろしい。
彼は物凄く頭がよさそうだし、第1明るいから、若い選手たちにいい影響を与えていると思う。広角に球場を眺めるキャッチャーだったから、視野も広い。
どうぞお手柔らかに願います(笑)。
さて、パリ・オリンピックの出場権獲得がかかる卓球の世界選手権団体戦は、韓国の釜山で行われているが、その第2日、17日のテレビ中継がめっぽう面白かった。
その日に行われた試合の録画なのだが、筆者は試合結果をネットで先取りする趣味は持ち合わせていないので、テレビ東京が夜の10時から録画中継してくれた試合を、終わるまで視聴したのである。非常にスリリングだった。
伊藤美誠さんは今回、個人戦では代表に落ちた。
団体戦ではトップバッターである。
相手はイラン。
何が面白いといって、相手国の風俗である。
イランは中近東の国なので、女が肌を見せるのはご法度らしくて、卓球の試合なのに、相手の女子選手はスカーフを被っているし、黒の長い靴下で脚を全部覆っている。
飛んだり跳ねたりの試合で、やりにくくないのか?
名前は聞き逃したが、美誠さんは実力相応の3対0で、相手選手をわずか20分で打ち破って勝った。
ところが、美誠さんを蹴飛ばして第2位でオリンピック出場を決めた平野美宇さんは、2番目に出てきて物凄く苦労したのである
見ていた筆者もハラハラのし通しで、眠気も吹っ飛び、テレビに噛り付きだった。
黒装束の相手の選手(ごめん、名前は覚えられなかった)は、細面の美人顔で、声が甲高い。得点の度にソプラノで歓声を上げる。ガッツポーズをする。派手である。
一方、相手の美宇さんは、試合前から緊張しているのが見え見えで、顔は強張っている。
案の定、1ゲームも2ゲームもイラン女性が11点を先取して、美宇さん、絶体絶命!
やばいぞ、後1ゲーム取られたらお終いである。
3ゲーム目で、初めて美宇さんが勝った。
卓球台の向う側には日本チームの監督や第1試合を勝った美誠さんらが、座って必死に拍手している。みんな笑顔もあるから、筆者の様に心配ではないのかもしれない。
第4ゲームも平野美宇さんが勝ち、いよいよファイナルである。
この試合がまたシーソーゲームで心配のし通しだった。
結局、最後は10対10、までも行った。
顔面蒼白で闘った美宇さんは立派だったが、勝つか負けるかは紙一重だった。
負けた方の美人ちゃんはさぞ悔しかっただろう。
3番目に登場したエースの早田ひなさんは、スイスイスイーッと3対0で勝った。
何年か前に、筆者は早田ひなさんがまだエースではなかった頃、ひなさんのドキュメントを見た記憶がある。ストイックに卓球道に精進する姿が印象深い。
やっぱり彼女はエースになったか、との感慨をもった。
みんな、パリで頑張って、中国を打ち負かして欲しい。
先のオリンピックで団体戦に勝ち、勝った途端に床にひっくり返って、お尻丸出しで喜んだ元男子エースの水谷隼さんが、もういっちょ前のキャスターになって選手たちにインタビューしていた。
水谷さんはこの頃、ワイドショーでコメンテーターをやっている。
にこにこして会話好きなので、この方は引退なさっても食いっぱぐれがない。
紙幅が尽きそうだ。
お終いに、松山英樹さんの9勝目。アメリカのリビエラC.C。ゴルフである。
あの、マスターズ・トーナメントを勝った時も、筆者はテレビに噛り付いていたが、今回はもっとすごかった。バーディー3連発の9バーディーでボギーなしって、信じられない。
6打差もあった7位が、1日で9バーディーで回り、トップをひっくり返されてしまったアメリカ勢も、さぞくさったことだろう。
松山くんは12メートルのパットをスマートに入れたり、はっきり言って神がかりだった。
優勝した後の人懐っこい照れ笑いもマスターズの時と同じ。
優勝賞金が約6億円だって。
スポーツエリートは今や凄いセレブである。
セレブと関係ない筆者はがっくり! (2024.2.20.)。
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